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ヴィム&ドナータ ヴェンタース写真展

「ヴィム&ドナータ ヴェンタース写真展」を見に、会場のある表参道ヒルズに出かけた。ゴールデンウィークで街も表参道もごったがえしてたけど、お天気がよく、通りを吹き抜ける風が心地よかったのが救いだった。
“ヴィムさんは日本の巨匠、小津安二郎監督を尊敬し、なかでも代表作「東京物語」の冒頭とラストシーンの舞台となった広島県尾道市の訪問を長年夢見ていた。昨年秋にドナータさんと旅を実現して、撮り下ろし写真で展覧会にこぎつけた。”というもの。
奥さんのドナータさんはモノクロで人物がほとんどで、古き良き日本をとらえ、その歴史とか時間を感じさせる写真でした。一方、ヴィムさんはまさに”小津安二郎監督の「東京物語」への旅”といった感じ。でも、映画が撮られてから50年という月日が流れ、すっかり変わり果てた田舎の風景に愕然とし、常に小津さんに「こんなに変わったのをご存じですか?」「こんなに変わっていいのでしょうか、尾道。」「どこへ向かっていこうとしてるんでしょうか、日本。」と、語りかけながら撮っているかのような写真で、奥さんとは違い、風景を、しかも変わってしまった今の風景をとらえていました。またそれが美しかったり、懐かしさを秘めてたりするからとても切ない気持ちになりました。そして私と誕生日が同じ小津さん(誕生日はどうでもいいか)の映画をまた見てみたくなりました。これもヴィムさんの思惑通りなのかもしれない。日本人に“もう一度立ち止まって振り返れ!”と・・・。

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○ 2006/05/06 23:26 ● かんそうTrackback:0Comment:0
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